ファンダメンタル分析
ファンダメンタル分析とは、経済の状況を分析することです。
このファンダメンタル分析をすることにより、後の為替を予想しようというものです。
さて、このファンダメンタル分析は、様々な条件を検討することになります。
そこでここでは、代表的な分析対象を説明します。
景気動向
景気動向とは、景気が良いのか悪いのか、ということです。
景気が良くなれば、その通貨を欲しがる人が増えるため、その通貨の価値が上がります。
逆に、景気が悪くなれば、その通貨を欲しがる人が減るため、その通貨の価値は下がります。
なお、景気動向は、GDPや失業率を見て判断します。
政治動向
各国の政治情勢も、分析対象です。
政治家がどのような経済政策を打ち出しているのか、どのような法律が通ったのかといったものです。
また、日本のように、頻繁に首相が交代しているというのは、政治が不安定であると捉えられる可能性があります。
貿易収支
貿易収支とは、貿易での収入と支出の差のことです。
輸出が増えるということは、海外に物を売るということですので、収入が増えますね。
逆に、輸入が増えるということは、海外から物を買うということですから、支出が増えるわけです。
収入が増えるということは、豊かになるということですから、通貨の価値は上がります。
支出が増えるということは、相手国が豊かになるということですから、相対的に通貨の価値は下がります。
これら以外にも、ファンダメンタル分析の対象はたくさんあります。
FXで継続的に儲けるようになるには、複数の要素を組み合わせて、より正確な予想が立てられるようになル必要があります。
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