FXと外貨預金

FXと外貨預金

外貨預金とは、読んで字のごとく、外貨で預金をすることです。

 

 

 

ご存知の通り、日本円の金利は超低金利ですよね。
しかし、外貨であれば、例えば5%といった高金利のものもあるわけです。
そこで、日本円を外貨に変えて外貨で預金をすることで、その高い金利を得ようというわけです。
これが外貨預金ですね。

 

 

 

実は、FXもこの外貨預金と同じです。
FXにはスワップポイントというものがあります。
仮に、円の金利が1%で、米ドルの金利が3%だったとします。
そうすると、差は2%になりますね。
この2%がスワップポイントです。
そして、スワップポイントである2%分が、利益として受け取ることができるのです。

 

 

 

このように、外貨預金とFXでは、言葉上の違いはあるものの、内容はほとんど同じです。
しかし、異なる点ももちろんあります。

 

 

 

その最も大きなものが、レバレッジです。
レバレッジとは「てこの原理」のことで、小さな力を加えて大きな作用を生むというもの。
これをFXに当てはめると、少ない資金で多額の取引をするということになります。

 

 

 

例えば、自己資金が10万円だったとします。
これに10倍のレバレッジをかけたとすると、100万円の取引ができるわけです。
つまり、受け取るスワップポイントが10倍になる可能性があるということです。
これは非常においしいですよね。
しかし逆に金利差がマイナスであると、このレバレッジ分、大きな損失となるのです。
レバレッジをかけるということは、ハイリスク・ハイリターンになると理解しておいてください。

 

 

 

以上のように、FXと外貨預金は非常に似通ったものですが、特にレバレッジという点において違いがあるのです。

 

 

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