FXと株式投資

FXと株式投資

FXも株式も、いずれもお金を使ってお金を増やしていくという投資です。
しかし、これらは似て非なるものです。
以下、その違いを解説していきます。

 

 

 

市場規模

FXは、世界中にある外貨を対象とするため、市場は世界です。
これに対し、株式は、基本的にはその国のものに限られます。
日本であれば、日本国内の株式市場ですね。

 

 

 

値動き

FXは、株式と比べて値動きが緩やかです。
株式は、対象が企業ですから、倒産の危険もあるわけです。
倒産してしまえば、もっていた株券は紙くずになってしまいますね。
これに対してFXでは、国が滅びて通貨がなくなってしまうことは、ほとんどないわけです。

 

 

 

必要となる資金

FXでは、少額であったとしても、レバレッジという「てこの原理」を利用することで、大きな取引をすることができます。
例えば10万円しか資金が用意できなくても、100万円分の取引ができるというわけです。
このようなレバレッジをかけるという取引方法は、FXの世界では極めて一般的です。
これに対して株式では、基本的には自分が用意した資金内での取引になります。
ただし、信用取引というレバレッジに似た内容の取引方法もあり、これを使えば自己資金以上の取引も可能です。

 

 

 

投資対象

FXでは、20ほどの通貨が投資の対象です。
これに対して、株式では数えきれないほどの証券コードがありますよね。
これらがすべて投資対象です。
つまり、FXは少ない投資対象だけを相手にすればいいのに対し、株式は膨大な数の銘柄を相手にする必要も時には出てくるということです。

 

 

 

以上が、FXと株式の違いです。
一般的に、FXの方が株式よりもシンプルであり、投資初心者は利益を出しやすいと言われています。

 

 

 

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